資産を確保するために我が家の家計事情や節税対策の情報発信。そして旅行専門学校を4年通っていた経験から旅行プランもたまに提供。
よろしくお願い致します。
この記事でわかる解決できる悩み!!
(10年以上通勤で車利用)
- 車検費用を安くしたい!
- 車検をどこに出したいいかわからない!
- 将来的に車の購入を検討!車検予算を知りたい!
今回は『車検の見積比較を実施し低コストへ』というテーマです。
いつも車検を従来通りのところへ依頼しておりませんでしょうか。
例えば車を購入した場所、近くのディーラー、知り合いのお店など。この機会に一度違う車検場所へ見積依頼すれば、車検費用を抑えることができます。
なぜなら前提条件はありますが、おおよそ支払いが10万以上から半額にすることができたからです。
『車検できる場所は1つではない』という認識を知って頂きたいですね。
本記事では、各車検場所のメリット・デメリット及び安いところを紹介。
そして最近車検を実施した我が家の成果を公開したいと思います。
記事を読み終われば、お悩みが少しでも改善できるかもしれません。車検する場所を決めるのはあなた自身です。
車は家計を圧迫する支出となってしまいますが、家族を幸せするための価値と考えれば、必要と考える場面もありますよね。
車検を受けることができるお店を整理
目次
車検は車を公道で走らせる検査で、法令に従って決められた期日内(2年1回)に車検を受ける必要があります。
ディーラー | メーカーの車に精通した整備士による点検 |
---|---|
整備工場 | 民間運営する修理・整備を専門にする工場 |
車検専門店 | 車検を専門的に行う整備工場 |
中古車販売店 (カー用品店) |
『認定工場』として車検を並行して対応している店舗 |
ガソリンスタンド | 車検がとにかく費用が安いの |
①『ディーラー』のメリット・デメリット
代表として挙げられてるのが、「安心度」「信頼度」のある『ディーラー』での車検ですね。
- 高度な技術を提供
- 早めの部品交換などアドバイス
その車特有の部品の消耗などを見分けることもでき、純正部品の使用による安心感(純正パーツの使用)があります。
- 割高な純正パーツに交換
- 時間がかかる
- その他サービス費用も上乗せ
ユーザーが安心して次回の車検まで車を利用できるようにと考慮しているため、費用が高くなる。
次の車検まで安全に乗れるように整備項目が多くなり、時間もかかります。
来店時に飲み物やお菓子がでてきたり、乗ってきた車を洗車してくれる場合があり、サービス分も料金に多少上乗せされてしまうのです。
②『整備工場』のメリット・デメリット
次は、地元などの『整備工場』で、2種類の『指定工場』と『認定工場』があります。
- 『指定工場』・・地方運輸局長から認定を受け工場内で整備が可能
- 『認定工場』・・車の整備は工場内で、車検は運輸局へ運んで対応
- 車検に時間がかからず即日も可能
- 検査基準が厳しく安心
- カスタマイズの車は『認定工場』で車検に通りやすい傾向
- 価格も比較的に安価
『指定工場』であれば検査で不合格の個所があってもその場で整備を行い、すぐに再検査できるので、『認定工場』と比較すると車検に時間がかからず、「一日車検」を行っている工場も少なくありません。
ただし、指定工場の認可を受けるためには厳しい認可条件をクリアしなければなりません。
- 『認定工場』であれば、車検に時間がかかる傾向
『指定工場』より費用を安くできる傾向はありますが、2日〜4日かかりる場合があります。
③『車検専門店』のメリット・デメリット
3つ目は車検整備だけに特化した『車検専門店』です。
- 良心的な価格を提示
- 取扱いメーカーや車種も多い
- 車検スピードが早い
フランチャイズにすることで、作業や部品調達の効率がよく、価格の安さ、明確な料金設定や独自のスピード車検が可能なのです。
- 部品の交換などの整備は積極的には行わない
④『中古車販売店(カー用品店)』のメリット・デメリット
4つ目は、『中古車販売店(カー用品店)』です。先述した『認定工場』として車検を並行して対応している店舗が多いようです。
- 多くのアイテムが豊富
- 新車の購入や中古車の売却の相談が可能
- 価格安い傾向
(カー用品店)
見積をユーザーと対話しながら進めることを重視しているので、余計な整備や交換をする必要がありませんので、出費を抑えることが可能です。
使用する部品にこだわりがある方や豊富な選択肢の中から好みのものを選びたい方に向いています。
- 『認定工場』により車検完了に2日から4日程
- 全てのカー用品店が車検サービスを提供しているわけではない
✳︎中古車販売とカー用品店が統合している店舗もあるため、本項目では一緒に紹介してます。
✳︎カー用品店とは、オートバックス、イエローハット等
⑤『ガソリンスタンド』のメリット・デメリット
最後にご紹介するのは、『ガソリンスタンド』です。『えっ!できるの?』と思われた方もいる方と思いますが、それが『できるんです!!』
- 身近な存在により簡単依頼
- コストかなり安い傾向
- ガソリン値引きや洗車、ボディコートなどの特典あり
とにかく価格が安いことから、人気があります。そして、24時間受付できるところもあるため、仕事などで忙しい人や行きたいタイミングで依頼は可能という点です。
- 車検完了までに数日かかる
- 代車がない場合がある
- 技術レベルが不明な店も
『カー用品店』と同じく、ガソリンスタンドも自社に『指定工場』を完備していないところがほとんどで、即日車検はできないのが特徴です。
実際に整備や点検を行う整備士の技術レベルが分かりにくく、事前に整備士がきちんと対応してくれるか確認しても良いかもしれません。
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車検の価格内訳と安い車検場所を確認
お金を支払う上で、価格内訳を認識しておくことが必要です。
- 法定費用
- 車検基本料
- 整備料金
1.『法定費用』
車種ごとに国により定められているため、どこで受けても同じ金額です。下記3つを含んだ費用をいいます。
- 自動車重量税
- 自賠責保険料
- 印紙代
2.『車検基本料』
次は車検を行なう工場・事業側が独自に設定する料金のところです。車検に関わる書類作成・代行手数料、点検費用、代車手配料といった内容です。
- 車が安全に走行できるための56項目の点検をする検査料
- 代行手数料は検査の代行費用
- 車検基本料金は車検店舗によって差が大きい
車検時間がかかる可能性がある場合、代車が借りれるか確認はマストです。
3.『整備料金』
整備料金(部品交換料金)は、安全走行に必要な部品の交換・メンテナンスにかかる費用です。車にかかる負担が大きいほど費用も膨らみやすいです。
4.車種別の車検相場
以下が主に『法定費用』と『車検基本料』を合わせたの相場です。
車種 | 価格相場 |
軽自動車 | 44,000円~63,000円 |
---|---|
小型乗用車 | 55,000円~80,000円 |
中型乗用車 | 64,000円~88,000円 |
大型乗用車 | 73,000円~107,000円 |
小型自動車(フィット・アクア等)
全長4,700mm×全幅1,700mm×全高2,000mm、排気量2,000cc以下の車
中型自動車(プリウス・ウィッシュ等)
小型自動車、軽自動車、大型特殊自動車及び小型特殊自動車以外の自動車」
大型自動車(ステップワゴン・エスティマ等)
ファミリーカーとして利用されることが多いミニバンなど
サイズによって、価格変わることがもちろんのこと。『車検基本料』の代行手数料と点検費用が車検する場所で変わっていきます。
つまり、『法定費用』=固定
『車検整備費』=変動
主な『各車検場所の内訳費用』はこちらとなります。
軽自動車 | 小型自動車 | 中型自動車 | 大型自動車 | |
---|---|---|---|---|
ディーラー | 30,000円〜 | 40,000円〜 | 40,000円〜 | 51,000円〜 |
整備工場 | 18,000円〜 | 21,000円〜 | 23,000円〜 | 25,000円〜 |
車検専門店 | 18,500円〜 | 21,000円〜 | 23,000円〜 | 25,000円〜 |
中古車販売店 | 26,000円〜 | 31,000円〜 | 31,000円〜 | 31,000円〜 |
ガソリンスタンド | 14,000円〜 | 15,000円〜 | 16,000円〜 | 17,000円〜 |
カー用品 | 14,000円〜 | 15,000円〜 | 17,000円〜 | 19,000円〜 |
車検で安いのは、基本的にガソリンスタンド及びカー用品店となり、ディーラーと比較して大きく差額でていることがわかるかと思います。
ちなみに我が家の車検事情について事例として紹介させて頂きます。
我が家の車検事情を公開
ご紹介するのは数年前に受けた『中古車販売』と最近受けた『整備工場』価格比較です。
車は3ナンバーの中型車(1600cc)となります。前提条件はありますが今回の車検は、対比53%になりましたのでご紹介させていただきます。
『中古車販売店』の場合
①法定費用
自賠責保険 | 25,830円 |
---|---|
重量税 | 24,600円 |
印紙税 | 1,800円 |
代行手数料 | 10,000円 |
小計 | 62,230円 |
②車検整備費(交換部品含む)
基本点検費用 | 28,000円 |
---|---|
エンジンオイル | 6,400円 |
ディスクパット | 31,500円 |
ワイパーゴム | 3,200円 |
小計 | 69,100円 |
※1ディスクパット内訳
フロントディスクパット交換:13,100円 工賃4,000円
リアディスクパット交換:10,400円 工賃4,000円
※2ワイパーゴム
フロントワイパーゴム交換:1,200円・1,100円
リアワイパーゴム交換:900円
消費税:代行手数料+点検整備費=7,910円
①62,230円+②69,100円+消費税=139,240円
(見直し)『整備工場』の場合
①法定費用
自賠責保険 | 20,010円 |
---|---|
重量税 | 24,600円 |
印紙税 | 1,800円 |
代行手数料 | 5,500円 |
小計 | 51,910円 |
②車検整備費(交換部品含む)
基本点検料:18,000円
部品:0円
消費税:代行手数料+点検料=2,350円
①51,910円+②18,000円+消費税=合計:72,260円
ディーラー(中古車販売)と整備工場に大きく差額が出てました。
差額はなんと、『66,980円』となりました。軽く近くの海外旅行に行ける値段ですよね。
部品の交換費用もありましたので、統一条件を同じにして比較してみました。
『中古車販売』と『整備工場』同条件の比較表
(前回)中古車販売 | (今回)整備工場 | 価格の差額 | |
---|---|---|---|
法定費用 | 46,410円 | 46,410円 | 0円 |
基本点検費用 | 28,000円 | 18,000円 | −10,000 |
代行手数料 | 10,000円 | 5,500円 | −4,500円 |
部品 | 0円 | 0円 | 0円 |
消費税 | 3,800円 | 2,350円 | −1,450円 |
合計 | 87,940円 | 72,260円 | −15,950円 |
※自賠責保険料が今回から安くなってます。
同条件だとしても、半年分の愛犬の食事代の差額がつきました。ポイントは基本点検費用と代行手数料です。
そして、ディーラーよりの中古車販売でも、独自の判断でオイル・部品交換されてしまう傾向がある場合もありますので、どうしても交換が必要な場合は、事前に説明して欲しいと念押しをする必要があります。
全て部品を交換する必要はないからです。
車検が安いところは安全なの?
『ただ、大事な車です。本当に車検が安いところで大丈夫なの?』という疑問が出てくる方も多いと思いますが、安いからといって危険というわけではありません。
車検で必ず点検しないと行けない項目は決まっており、安全基準を満たしているかどうかを点検する必要があります。
車が安全に走行できるための56項目の点検をする検査は必ず実施されており、各車検場では同様な点検を行います。
車検費用を安くするためには?
相見積もりを実施することは大切
これまで述べさせて頂いた内容から、まずは相見積もりするのが重要です。
1社だけでは基準がわからないため、同じ業界から見積依頼することで差額がわかります。『これは車検だけでなく、家電なども共通するお話ですので意識することは大切ですね。』
部品を交換する必要な部分がある場合は、工賃費用も差額がでると思います。愛車と相談し総合的に判断してみてはどうでしょうか。
もし、検索の仕方はわからなければ、近くのお店の金額の比較は、【楽天車検】加盟店数No.1の車検の比較・予約サイト【楽天車検】を使えば簡単にできます。
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一言(纏め)
今回のテーマは、車をお持ちの方なら必須な有益な情報だと思われます。
車検は車を所有していれば誰でも通る道。とても高い支出となってしまうことからできるだけ安くして依頼したいですよね。
主にガソリンスタンドやカー用品店などが安価で受けることがわかりましたが、見積を比較することが大切です。比較した結果において、整備工場でも同等な費用提供できるところもあり得ると思いますので。。
下記のご紹介したメリット・デメリットの車検所を総合的にご判断頂き、自分の車と相談?してみてください。
ディーラー | メーカーの車に精通した整備士による点検 |
---|---|
整備工場 | 民間運営する修理・整備を専門にする工場 |
車検専門店 | 車検を専門的に行う整備工場 |
中古車販売店 (カー用品店) |
『認定工場』として車検を並行して対応している店舗。 |
ガソリンスタンド | 車検がとにかく費用が安いのが特徴。 |
本日もありがとうございました。
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